2010年09月14日

台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編

今日の洋裁教室に参加された方のおさらいです

同じシャツカラーでもパターンによって

縫い方が違ってきますicon10

今回使用しているパターンは前立てが前身頃と続きのものではなく

切り替えになっている工業用パターンです。

工業用パターンのため、縫い方も文化式ではなく、工業用に縫い方になっています。

これを参考にして作る場合はご自身のパターンを確認しながら作ってみてくださいicon10


~縫合工程~

1、地直しをして布を裁断する

*裁断枚数12枚*
  
   ・前見頃2枚
   ・後ろ身頃1枚
   ・ヨーク1枚
   ・袖2枚
   ・前立て2枚
   ・上衿2枚
   ・台衿2枚


*裁断のポイント*
 ・柄を合わせる
 ・大きいパーツから裁断する
 ・同じ丈のものは同じ配列にする



2、接着芯(アピコ100程度の厚さ)を裁断して低アイロンでしっかり貼る
   ・前立て2枚
   ・表上衿1枚
   ・台衿2枚


3、衿を作る
①上衿を中表に合わせ周りを縫う

②余分な縫い代をカットして(0.5センチくらいに切りそろえる)
しっかり割りアイロンをかけ表に返す

③表衿側から周りにコバステッチをかける

④台衿で上襟を挟む

台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編 

まず台襟を写真のように

表面が上になるように置き

その上に上衿を表面が上にくるように置く

台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編 もう一枚の台衿を裏面が上になるようにのせ、

上襟を台襟で挟む感じで

4枚一緒に縫う





台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編 余分な縫い代をカットする(縫い代0.5センチにカット)









しっかりはさみで切りこみを入れる台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編

怖がらずしっかり切り込みを入れるのが

きれいなカーブを作るポイントになります。







縫い代をしっかり割りアイロンして表に返す台衿付きシャツカラーの作り方①裁断~衿、ヨーク編 これで衿は完成です。

台襟のコバステッチはここではまだかけないので注意してください!!






4、身頃とヨークを接ぐ

生地が伸びやすい場合はストレートの伸び止めを貼る

ミシンをかけたらしっかり割りアイロン、その後ロックをかけ、

縫い代はヨーク側に倒し表からコバステッチをかけ縫い代を落ちるかせる


次回は袖の付け方と前立ての作り方を予定しています
 


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Posted by プチママン at 22:12│Comments(0)縫い方説明
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